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ガイド 城下町上野の中でも古い町並みが数多く残る赤坂町に三効湯さんはあります。 名阪国道中瀬インターを下車し上野市街方面に進む(国道25号線)と芭蕉翁生家が右手に見えてきます。その次の角を右に曲がると突き当たりに割烹旅館三田清がありますので道なりに右に折れますと左側に三効湯さんがあります。
表の道路を右折したあたりから急に江戸時代にタイムスリップしたような町並みに変化します。三効湯さんは上野市街でも最も古く明治38年からそのまま営業を続けてきた銭湯文化財的な存在です。
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外観 今日の銭湯様式を世の常識とするならば三効湯のそれはあまりにも現代とはかけ離れていると言えます。のれんが無ければ古い町並みであることしかわからないと思われます。 内部 暖簾をくぐるとガラスの引き戸があります。戸を開けると薄暗い土間とその奥にお金を払うところがあります。おそらく番台ともフロントとも呼べないと思います。300円をおばあさんに支払い奥を除くとおじいさんが寝ころびながらお江戸でござるを見ています。どこに行けばいいのか訪ねるとさらに進んで左側とのことでした。 男湯と女湯との分かれ道(こう表現するしかありません)に釜があり長いままの薪がくべてあります。まわりには薪が立てかけてあります。 釜場をこえて少し行くと正面に脱衣所のあかりが見えます。左側の下駄箱に靴を置き引き戸を開けて中に入ります。(手前には小便器だけのトイレがあります) 脱衣所は板張りで、壱弐参の数字が書かれた木製ロッカーが。その上にはかなり古い扇風機が埃をかぶっています。また片隅には木製の火鉢があります。 風呂場 扉の両側は焼き物が埋め込まれた壁が。 中に入ると左側にほんの少しだけ真鍮製のカランがありますが湯は出ません。壁は何層にも塗られたペンキが剥がれています。浴槽は女湯との境にあり緑色のタイルが敷き詰められています。その向こうには20cm角の鮮やかな模様のタイルが。 その隣には釜へ通じる扉があり煙が浴室内に入ってくるのがなんとも言えない心地よさです。 |
データ スタイル 受付 ドリンク 販売なし ところ 上野市赤坂町326 0595-21-2806 じかん 17:00〜23:00 やすみ 金曜日 駐車場 なし その他 |
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