ガイド
刃物でしられる関市は町の歴史も古くわずかな距離で町名が変わってしまいます。錦湯は車が行きかう商店街からひとつ中に入った新町にあります。周辺は酒屋、八百屋、電気屋など旧市街らしい商店で構成されています。
今日も87歳のおじいさんが薪をくべて83歳のおばあさんが番台を守っていることでしょう。
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外観
ある程度下調べはして出掛けましたが、初めて見かけたときは鈍器で殴られたような衝撃をうけました。
茶色の衣を纏った格子窓、入口を照らす蛍光灯、その灯りに映し出されるこれまた古いシャワラン暖簾。すべてにおいて明治村クラスです。
内部
はめ込みの木製ロッカー、低い天井、そして洗面台の手前には欄干をかたどった石がありその足元は桔梗が彫られた一枚ものの石がはめ込まれています。
風呂場
浴室には煙の臭いがほのかに侵入してきています。浴槽は奥に二箇所ありどちらも入浴剤が入れられています。私が内部の写真を撮影していると浴槽の上のタイルがカタンと開きご主人が湯加減をきいてくれました。そこの部分だけ中から声をかけられるようになっているそうです。その小窓の隣にはブザーが二つ。ぬるい時はブザーを2回、熱い時は3回押すと湯加減を調節してくれるそうです。
桶はケロリンが主でしたが中にはアルマイト製のもありひとつひとつを大切にしているのが伝わってきます。
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データ スタイル
番台
ドリンク
ところ 関市新町22
0575-24-0121
じかん 17:00〜22:00
やすみ
日曜日
駐車場 なし
その他
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